「アライクリニック版　知ってて得する豆知識」Ｎｏ．８

花粉症について

 

１． 花粉症とは

草や木の花粉が原因となって起こるアレルギ一性の病気のことをいいます。

 

２． 症状

・目のかゆみ（充血）、くしゃみ、鼻水、鼻づまりは花粉症の４大症状と言われています。

・その他では、頭痛、皮膚やのどのかゆみ、せき、食欲がない、だるい、イライラする、夜眠れない、集中力に欠けるなどの症状があります。

 

３． 花粉の飛ぶ量の多い日

・昼過ぎと日没

・暖かい南風の吹く日

・雨上がりの翌日でよく晴れ風の強い日

・猛暑の夏の翌年

・空気が乾燥して湿度の低い日

・日中の気温の高い晴れの日

 

４． 日常生活での注意点

①　天気の良い日、湿度の低い日は窓を閉め外出は避けましょう。

②　外出はなるべく午前中にし、めがねとマスク、帽子、ナイロン系の服を身に付け花粉を寄せ付けないようにしましょう。

③　外出から戻ったら、服や帽子の花粉を叩いて家の中に入り、うがい、手洗いをし、顔、目、鼻も洗いましょう。 ④　布団や洗濯物は外に干さないようにし、干した時は良く叩いてから取り込みましょう。

⑤　部屋に入る時は、花粉の付いていない服に着替えましょう。

⑥　部屋の中は、十分加湿を行い乾燥に気を付けましょう。また、送風式の暖房は花粉をまき散らすので使わないようにしましょう。

⑦　床掃除には、電気掃除機を使わずに濡れたぞうきんを使いましょう。

★ 　花粉症の治療は、自分自身で注意する方法（セルフケア）と、症状に合った薬を用いる方法（メディカルケア）が重要といえます。この２点がバランスよく行われることによって、年々の花粉症の症状を和らげることができます。なお、薬で症状を緩和させる為には、花粉の飛散前（1月中旬頃）から薬を飲み始めることが有効です。

 

2001.01